ゴールデンウィークなので駆け込みで旅行をしてきました。宿を取って、電車でそこまで向かって、食べて寝て帰ってくるだけのヤツです。予定一切ナシ、目的一切ナシ。部屋から一歩も出ないと決めたならそれでもいいというくらいのヤツです。

新幹線でいけば1時間ちょっとの距離も、特急料金をケチると3時間半かかる。それもまた旅の醍醐味。窓から眺める景色も西武線沿線と違って、土地それぞれの暮らしぶりがあっていいものです。西武線沿線の、東京というパン生地を細く長く伸ばして自分の街まで引っ張ろうとする粘りみたいなものは一切ありません。ウチはウチ、ヨソはヨソ。そういう場所にこそ行く意味もあるというものです。

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緑がキレイ。カメラのせいではなく。

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小雨の合間に青空が。ちょっと森林浴。


到着するといきなりヒマです。プールにでも行こうかと思いましたが、レンタル水着というのもちょっと気持ちが悪いというか、わざわざ泳ぐまでもないかなという気持ちに。ロビーをブラブラしたり、周辺の森をブラブラしたり、お土産屋を早くもひやかしたり、部屋に置いてあったお菓子をつまんだりします。

少し遠くまできたつもりがテレビをつけても東京とまったく一緒で、あまり移動してきた感じもありません。アヤしい番組が見られるスイッチや、アヤしい番組が見られるビデオカード販売機を探しますが、そういったものもないもよう。「いっそこれなら都心のアパにでも泊まったほうが、普段と違う体験ができたかもしれない…」とか思ったりします。

いや、それいいですね。今言ってて自分で思いましたが、帝国ホテルとか泊まったら気分がいいかもしれません。東京観光に繰り出してみたりして。サイフの中身さえ考えなければ楽しいお出掛けになりそう。「ここに一泊すると3万か…」と思うと、途端に帰りたくなりそうなので最終的には「アパ」が限度かなとは思いますが。

このままだとさすがにアレなので、少し早めに夕食をとってオプショナルツアーのナイトサファリへと繰り出します。夜のサファリパークをクルマで疾走しながら、動物たちとバトルを繰り広げるという催しです。ひとり2200円。安い。クルマ出して、動物園入る値段だと思ったら、やってもいいかなというお手ごろ感。

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手作りジャングル感あふれる。


まだ新しいカメラを使いたくてウズウズしている時期ということもあって、一生懸命動物を撮影します。しかし、「AUTO」一本やりの下手クソには、夜に動くものを撮影するというのはかなり難しいテーマです。コッチのクルマと向こうの動物が両方静止したときはそれなりに写るものの、どっちかが動いているときには100%ブレます。プロは一体どうやってこんな環境での撮影をしているのだろうと不思議になります。感度をあげてシャッタースピードを遅くすればブレそうだし、感度を下げたら写らないし…。

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ライオンの写真撮るの下手クソ選手権「フェンス」

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ライオンの写真撮るの下手クソ選手権「光のオビ」

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ライオンの写真撮るの下手クソ選手権「ライオンをさがせ」

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キリンの写真撮るの下手クソ選手権「近い近い」

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キリンの写真撮るの下手クソ選手権「首が長いですね…」

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シカの写真撮るの下手クソ選手権「まず止まれ」

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シカの写真撮るの下手クソ選手権「光のスピードで」

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シカの写真撮るの下手クソ選手権「目が獣」

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カバの写真撮るの下手クソ選手権「もっと明るい色のカバを求む」

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ヤクの写真撮るの下手クソ選手権「エサはいいから上を向け」

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シマウマの写真撮るの下手クソ選手権「コウシガラウマ」

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シマウマの写真撮るの下手クソ選手権「どっちかと言えば全身が撮りたい」


「やっぱり自分のクルマじゃないとダメだな」という結論を得て、無念の帰途に。結構な枚数連写しましたが、まともにいけそうなのは5枚くらいでした。なかなか難しい。それでも楽しみとしても十分なもので、ウォーーーとかウワーーーとか騒いできました。また行きたいですね。次はもうちょっとカメラの設定を勉強したうえで。

その後はお酒を飲んでつまみを食べてテレビを見るといういつもどおりの生活に。露天風呂がなかなかイイ感じだったので長風呂したりもしました。ちょっとぬるいくらいがちょうどよく、1時間くらい入っていました。風呂か海か、どっちかがよければ僕は大体満足です。

で、翌日は現地名産の牛乳などをしこたま飲んで散策へ。特に行くあてもないのですが、割引券があるということでトリックアートの館へ行ってみました。大変人気の場所のようで行列などもできており、期待感が高まります。

しかし、僕がひねくれているのか、クオリティが低いのか、1000円でも首をかしげるような出来栄え。「うわー、飛び出してくる!」が基本のリアクションだと思うのですが、どれもこれも平面に描かれた平面図にしか見えません。上手に撮った写真で見れば立派に見えるのかもしれませんが、肉眼をダマしきるほどのトリックってのは、ちょっと難しいのかなと思いました。

特に納得がいかなかったのは、壁に穴が開いていて、そこから顔や体を出すと飛び出て見えますという類のもの。「穴が開いてたら、飛び出て見えるんじゃん?」という大きな疑問を解消できないまま、たくさんの飛び出る仕掛けを見てまわりました。たまーに「うわ、これはホンモノみたい!」と思って半開きのドアに触ると、それはホンモノのドアだった…みたいな展開もあり、「うん、もうこないな!」とすがすがしい感想で30分ほどの散策を終えました。

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壁に描かれたジェットコースターの絵。


まぁ今回は「何もしないでゴールデンウィークを終えるのはイヤ」というだけの話で、旅行はこの前仙台でガッツリやってきたので問題はありません。ただ、この土地自体はとても見どころがあっていい場所だなと思いました。陛下が静養に訪れるだけのことはある、と。次はもうちょっと計画を立てまして、もう少し空いている時期にいこうと思います。とにかくやたら道が混んでいて、どこへ移動するのも大変でしたので。

以上、ゴールデンウィークのご報告でした。