今日はとてもいい日でした。僕は何ひとつしていないんですけど、推しが金メダルを獲りました。納得できる、いい戦いでの勝利でした。あー、幸せ。気持ちいい!今日はラージヒルの決勝を見たあと、デイリーハイライトを見ながら自家製梅酒を飲んでいます。いつもより美味い!

DSC_0234edited


号外が出たり、特別なライトアップがされたり、激流のようにあふれる情報群に飲まれるような一日でした。すべてを追いかけるのは難しいのである程度捨てているのですが、それでもなお凄まじい激流で、何がどうなっているんだかよくわからないくらいです。ソチのときってこんなに凄かったっけ。4年も前だと記憶もおぼろげです。あのときはみんな真央ちゃんを見ていたから、こんなじゃなかったっけなんて思ったり。

こういうとき、何か自分もその激流のしずくとして加われるのは幸せだなと思います。他人のやることを見ながらあーだこーだと言っているだけなのですが、意図して見てくれている人もいるみたいですし、「オリンピックとアイツはセット」みたいに楽しみにしてくれている人もいるみたいです。すごくうれしいです。

「新聞屋は号外を出すのか、祭りだな」
「スカイツリーは金色に光るのか、祭りだな」
「AERAは増刊号が出るのか、祭りだな」

そんな祭りを眺めていると、いつもの自分なら寂しくなるのです。遠くの祭りを眺めているような気持ちで。しかし、今日は自分も、自分なりに祭りの一部になって神輿を担いでわっしょーいとしたような嬉しみがあります。祭りは見るだけじゃなく、やる側で加わるのもいいものです。出店でも、道案内でも、何でも。

別に僕が目立ちたいとか、上手いこと言いたいってことではなく、この祭りに置いて行かれずに済んだのかなというのがうれしいのです。キラキラした輝きと、それを反射して輝くものたちの一部となって、祭りに加われていたら、他人のすることを見ながらあーだこーだ言っていることも、100%のみじめさにはならないですから。

そりゃ、もうちょっとご立派な感じなら、なおよかったですけど。僕が凄腕のカメラマンで、記念の写真を撮るとか。僕がマッサージの達人で、万全の状態で送り出すとか。そういうご立派な人であれば、もっと満足できるのかもしれませんが、あいにくそこまでのやる気はないので、今日もスマホでポチーです。まぁそのくらいがちょうど分相応です。

「世界チャンピオンなのにスマホ握りしめてポチーをやっている安藤美姫さんの気持ちも考えてください!失礼すぎるので謝ってください!」

もう少し落ち着いてからでいいので、ここまできているくらいの人は読んでやってください。祭りを楽しめた気持ちで、ヨシ!と思える感じになりました。終わるまで何も考えていなかったのですが、言いたいことがあふれてきて、熱っぽくなりました。祭りが流れて行く間、俺は何をしているんだと思いながらウダウダするのではなく、泣いて喜びながら忙しくカタカタとキーボードを叩いている。それはとても嬉しい時間でした。

推しの話は楽しいですね。基本的に負けてる人や不遇な人が好きなので、たまに勝つと喜び方がわからないってのが難点ですがw



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

夢を生きる (単行本) [ 羽生 結弦 ]
価格:1620円(税込、送料無料) (2018/2/17時点)